発泡ウレタンが手に付いたり、汚れ、飛び散ったというの施工失敗が増えているようだ。発泡ウレタンは闇雲に使うと泡を触ってしまったり汚れやすい。SNSやブログで成功と失敗談も増えている。入れ過ぎたりせず、発泡することを前提に、テスト施工してから使うこと。
発泡ウレタンスプレーの泡は固まる前に触るとベトベトになる。発泡ウレタンは接着剤の一種を発泡させたものなので、手に付いたりすると10分ほどはベトベトになる。
もちろん、正しい使用方法、計画的な施工方法、使用前の準備と心構え、ルール通りに使えば汚れることはないだろう。ビギナーはエアータイト社の公式ホームページや特設サイトの情報を参考にして使用していただきたい。
発泡ウレタンのスプレー缶は建築分野や車の改造、趣味や工作などでも使用されるが、ここ最近では「発泡ウレタンスプレーを使った失敗」をブログやSNSで見かけることが増えました。
ウレタンの失敗は個人での用途だけでなく、建築現場では『下手な施工結果』にも関わらず、企業ホームページなどに断熱工事例といった感じで画像貼付やアップロードしている建築の会社も見受けられる始末。
目に見えないところへの施工ですが、やがてそういった仕事が手抜き工事の原因となるので、きれいな施工というのは結構大事です。
正直、現場発泡ウレタンを使うことの多い建築業者は雑な施工者が多い。もちろん、几帳面で丁寧な作業者もいます。仕方のないことであるが、発泡ウレタンのスプレーフォームの厚み不足、施工忘れのクレームはやがてこの先にクローズアップされるのはいうまでもありません。
この時勢、最安値とかどうしても低価格に飛びつく業者も多く、そういった顧客に低価格の廉価版を販売するようなメーカー業者もいます。
安かろう悪かろうを侮ってはいけない。ルールに基づいて施工すれば安物だろうとも高級品だろうともベターな結果は得られますが、現実はそう甘くない。
20年以上ほど前だと記憶しますが、市場認知が低かった発泡ウレタンスプレー製品ですが、無知な販売ルート業者が多い中で発生していた同じクレームが今の市場で起きています。
スプレー缶の発泡ウレタン他社品を施工してしまった現場証拠写真を拝見すると直ぐにクレームの原因は分かる。
徹底したビフォアサポート、フォローにより、発泡成功に導くことを目指している。売るためのホームページではない。じっくり学んで見ます。
発泡ウレタンの間違いをもう一度考えてみる。
発泡ウレタンを注文する前に、できるだけ質問を受けることで、ユーザーへ、少しでも発泡成功の鍵を見つけてあげたいと考えている。
それでもお客様側での失敗、販売者のフォロー不足がある。
「失敗するのは当たり前だ」と言えるようなユーザー側の勘違い、ユーザー側にルール無視による失敗がほぼほぼ。
その通りと言えばその通りだが、ここで解説したいことはそういうことではなく、全ユーザーを守りたいというテーマの大切さである。成功させてあげたい。
- 吐出した泡を固まる前に、手で捏ねたら、手が汚れて大変だった。
- 穴から注入しすぎて、ぶり返し、穴から泡が勢いよく溢れて大変だった。
建材屋やホームセンターの市販で売られている発泡ウレタンは、まだまだ、メーカー側の勘違いはなくなっていない。
ホームページの解説、製品ラベルの注意事項の通りに使えば失敗は必ず回避できるだろう。全ての作業に立ち会いはできないが不安な場合はヒントを探して欲しい。
発泡ウレタンスプレーの作業は、用途の幅広さからして教科書通りではうまくいかないこともある。次に挙げる注意事項を読んで欲しい。
こういったことは、ホームページやラベルに書いてあることもあれば、書いてないこともあるだろう。述べている内容は、使う資格以前のテーマだが参考にして欲しい。
- 固まるまで触らない。踏まないこと。
- ベトベトになるから手でこねないこと。
- 食べないこと。舐めないこと。
- 缶の近くで火を絶対に使わないこと。
- 人や生き物に向けて噴射しないこと。
- 缶や泡を投げないこと。
- 缶を叩かないこと。
侮ってはいけない。幼児の近くで使わないこと、幼児や子供に泡を触らせないように注意すること。実は、私はこれが最も注意すべきことだと感じている。ただしこれは大人や保護者の注意義務であろう。
発泡ウレタンの失敗は知らなかったでは済まない。
発泡ウレタンスプレーは、千円前後で買える製品だが、メーカー側で詳しく解説して販売しているものはない。用途の紹介とかそんなレベル。
発泡ウレタンの性質を理解せず、失敗したときは、知らなかったでは済まない。そうなる前にユーザー自信が、自分の使い方では、どうすべきかを考えておくことが大切だ。
知らぬ間に、気付かずに、も注意だ。発泡ウレタンは女性や男性でも使われているが、短髪の方なら心配はないが、女性などで髪が長い方は、何かの調子、風で、ウレタンの泡が髪の毛についてしまうこともある。予測することが肝心。
長年の知見経験をもっても、ユーザー全ての現場パターンを想定することは困難だ。だから、面倒でも、エアータイト社のホームページや缶ラベルの注意事項は必ず読むようにしたいものだ。
発泡ウレタンの施工とは、念には念を入れよ。こういった心構えが成功の秘訣。
初心を忘れずにユーザー応対したいと考えている。ヒントにはお金は掛からない。フル活用する我流プロフェッショナルを育てたいと考える。
念には念を入れよとは、用心の上に、さらに用心を重ねよということ。