発泡ウレタンをカットできる巨大包丁みたいなアイテム。発泡ウレタン造形の削りだし作業でたまに使うヒートカッター。熱で発泡体を切断して切る道具。硬質ウレタンを造形で加工するときにはあると便利。
発泡スチロールカッターという、ニクロム線みたいな針金を乾電池で暑くして、その熱線で発泡体を、くり抜いたり、切断する道具があるのをご存じだろうか。
画像の道具はそれの大きなタイプ。熱線式ではないが、包丁のような感じで使うもので、大きく固まらせた発泡ウレタンを削ったり、切断、加工したりできる。
当然、カッターナイフでも発泡ウレタンは切断できるが、大きなものを切るときは刃が折れることも多いので危ない。
発泡ウレタンはノコギリでも切れるが、ザクザクとゴミの粉が周囲に舞うので、極力、避けたい。
巨大ヒートカッター(売り物ではない)は、カンフー映画でてくる中華系大きな包丁みたいなもの。家庭用の電気をつないで、刃のところが熱くなり、程よい温度になる。
発泡ウレタンとか発泡スチロールが切れるという代物だ。
電気式なのでコードを繋ぐのは面倒。乾電池で使うハンドタイプのヒートカッターと併用するとなかなか便利。
硬質ウレタンフォームをダイナミックにカットしたいときはこれがいい。
発泡ウレタンをヒートカッターで切断加工すると、発泡スチロールみたいに臭い煙は少ないが、万が一のことを考え、換気は大切である。周囲に火気がないことも確認だ。
ヒートカッター切断加工の作業は、窓を開けるなど、換気をよくしながらマスクをし、焦らずに作業を行う。ヒートカッターを使うときは、特に「火」には注意すること。
エアータイトテクニカルセンターは事務所も作業場も火気厳禁。タバコ厳禁。