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車に発泡ウレタンを使うと失敗する原因、欠点やデメリット。

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エアロパーツ補強で発泡ウレタン
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発泡ウレタンは車の改造で使用したり、造形や工作など、住宅建築での断熱材だけでなく、冷凍車、冷蔵車、保冷車の断熱材、補強や補修などのDIYでも便利に使えるものですが、スプレー缶発泡ウレタンのデメリットはどういった点なのか考えてみます。

発泡ウレタンスプレー製品は電気など動力源が必要なく、缶一つあればどこにでも現場発泡ができるものなので、屋内外で、エアロ、パーツ補強、工作や造形、浴槽断熱の強化、コンクリートや木材や鉄やアルミの隙間埋め、デッドスペースへの詰め物代わり、発泡充填接着、絶縁や注入補強など住宅断熱材以外でも幅広い使いみちがあります。

硬質ウレタンフォームボードや発泡ウレタンスプレー缶といった種類(できあがった板のボード状態なのか、自分で形を作る現場発泡なのか)は別としても、軽量ながら強度がある発泡体としてのメリットを活かした使い道はいろいろあります。

しかしながら、発泡ウレタン自体、まだまだマニアックな素材でしょう。

巷では発泡ウレタンの軟質や硬質の種類そのものを一緒くたに勘違いしている人もいます。

さらに、発泡スチロールも硬質ウレタンフォームも同じものと思っている人も意外に多くいることでしょう。

発泡ウレタンや発泡スチロールなど、ものが違うと言っても性能や物性をマニアックに比較しなければ、これらは同じような使い道の材料とも言えます。

ただし、現場発泡(自着性もある)ができるのは随一で発泡ウレタンの特徴と言えますので、発泡ウレタンスプレーの使用を検討するならば、この自己接着性を活かした使い方をすると発泡ウレタンにとって有意義と考えます。

発泡ウレタンの表面を平らに仕上げたいならば板のボード状態になっている硬質発泡ウレタンやスチロールやポリスチレンフォームなどの発泡体を使うべきです。施工部位が曲がったところ、材料の空洞内部、こういった特殊なところへの検討では現場発泡のウレタンフォームが便利となります。

ただ、便利とは裏腹に、インターネットでウレタンフォームを検索するとホームセンターで売ってるような初心者用で市販品の発泡ウレタンスプレーを使って失敗している人が結構多くいます。

発泡ウレタンのデメリットと言える部分にまで期待してしまっているのか、発泡ウレタンを勉強不足で使ってしまっているのかなど微妙な気がしますが、根本的に発泡ウレタンのことを詳しく教えてくれるメーカーや販社はほぼありませんので、初心者による発泡ウレタンの失敗は絶えません。

エアゾール缶式の硬質ウレタンは用途の定番でもあるウレタン断熱材、保温、結露防止といった活用法はもちろん魅力ですから、業務用としても個人用としても発泡ウレタンスプレー缶の存在を知っていれば、その可能性やメリットをDIYでも業務用でも割と低コストで自分で便利に活用できるシーンが多いことにも気がつきます。

発泡ウレタンの使用手順と施工手順のマスターを試みることで、新しい技術への採用可能性を期待できるようになります。

発泡ウレタンにはスプレー缶式ではなくて、施工を広範囲にできる大規模用の建築断熱材である現場発泡ウレタンもありますが、そういったウレタン原液は材料原価は意外に安いものです。

ただし、ウレタン専門工事業者による工賃が嵩む(誰でも施工できない)ので、住宅建築での普及は足踏み状態となり、やはり断熱材選びでは、従来の実績とともにメジャーである繊維系断熱材のグラスウールが人気です。

スプレー缶の発泡ウレタンはコストパフォーマンスに優れています。いろいろな断熱材と併用して使えます。ただし、小規模用なので住宅建築の断熱材として使う場合には、缶使用量のボリューム的に、断熱材の仕上げに使ったり、部分断熱、断熱補修、断熱気密リフォーム向きの製品となります。

さて、ホームページやSNSで発泡ウレタンをいろいろ検索してみると「発泡ウレタンに種類があります」などと書いてあるサイトも見受けられるようになりました。ただ、こういうことを書いてあるような業者のサイトは9割以上が断熱材メーカー情報などのコピペです。

発泡ウレタンの分類ではないですが主な種類を書いておきます。硬質ウレタン、軟質ウレタン、現場発泡の硬質ウレタン(業者用)、現場発泡の軟質ウレタン(業者用)、簡易発泡ウレタン、などがあります。

発泡ウレタンの種類の中で『現場発泡ウレタン』を施工発注する機会がある工事関係の方々がネットで語るような内容も少し誤りがあることがあります。住宅やマンション建築断熱材として業者が吹いて施工するのは一応、2種類あります。住宅断熱用が高発泡する軟質ウレタンのタイプ、マンション断熱結露防止用が硬質の発泡ウレタンです。

断熱用、断熱結露防止用、この微妙な言葉の違いを少し知っておくと良いですね。極端な考えですが、単体で断熱ができても結露防止はできないものがあると言う意味合いです。

一つは、湿気に強い現場発泡の硬質ウレタン。もう一つは、連続気泡といって空気を通す現場発泡の軟質ウレタン。

硬質ウレタンフォームには1液性タイプと2液性タイプがあり、汎用では無いですが硬質の2液性には特別に密度を高めた処方の注入用(吹き付け断熱材用ではなく)などもあります。

(これは発泡ウレタン専門店のエアータイトフォームは湿気に強い1液性タイプの硬質ウレタンフォームです)

建築断熱用で『現場発泡ウレタン』を採用する時は『硬質なのか』『軟質なのか』を施主は必ず知っておくべきでしょう。意外に性能が違います。

少し余談ですが、1液性タイプと1液型は同じ意味です。1液性と書くと1つの液と勘違いしがちですが、一つの缶に数種の原料原液が入っていますので正確には1液性タイプ、または、1液型(1包装型)と書くのが正しいわけです。

業者用の2液性現場発泡ウレタンでは100倍発泡とか30倍発泡とかで表現することもありますがこれが誇大で微妙です。もちろん、販売者側の嘘くさい表現なんですが、そもそも100倍で使う原料と30倍で使う原料自体が違いますから、大半は、同じ原料の発泡倍率だけを変えたものではなく、こういった同じ括りでの表現は誤解を生みますね。

硬質ウレタンの原料を100倍に発泡させるから軟質になるのではありません。硬質ウレタンと軟質ウレタンは原料自体が少し異なります。もちろん、発泡完成体の性能も違います。

裏話で問題にもなっているこの誇大表現ですが、ダイナミックに100倍発泡とか言っていても実際には100倍になってるわけじゃなく、採用する側の施主は言葉の意味を誤解しないようにしましょう。

いっぱい発泡するから断熱性が凄いのではありません。数値だけで言うなら、あまり発泡しない硬質ウレタンフォームの方が断熱材の性能はワンランク上とも言えます。

ただ、マンションなどのコンクリート造ならば湿気にも強い硬質ウレタンフォームの吹き付け断熱材でないと理論上でダメですが、木造住宅の断熱レベルなら連続気泡の軟質ウレタンフォームでも問題なく十分だと言えます。

工務店から発泡断熱材を勧められても、実際には住宅メーカーに人や工務店の人が直接工事はせず、断熱屋さんなどの下請け会社に工事を請け負わせるので、結果的に住宅メーカーや工務店の人たちの多くがざっくりとしたことしか知らず、ノウハウやテクニックなど詳しいことを知らないケースが多いです。

もちろん、特に地方の工務店さんなどは真面目に断熱材や断熱工法を追求して勉強している人もいるので、もし、壁や天井や屋根や床に現場発泡ウレタンを建築用で検討するなら、まずは、情報収集の一つとして住宅メーカーや工務店のスタッフに詳しく聞いてみることが良いでしょう。

さて、簡易発泡ウレタンに関しては、発泡ウレタンスプレー通販の老舗である専門店のエアータイト社が公開している発泡ウレタン専門サイトの文献などを真似して類似品を販売しているような業者も見受けられます。

中にはキャッチコピーや解説までコピペして類似品をネットで売るような物売りの販売業者もいますが、そういった販社で市販品を買ってしまうと技術的なことは、ほぼノーサポートになります。

発泡ウレタンスプレー缶は、車、住宅関係、船舶関係など幅広い分野で活用されているが、発泡ウレタンは専門商品なので専門家に相談しながら購入することが基本。

低価格やカタログ数値での採用判断でなく、自身の用途や施工方法などをよく相談しながら購入する方が間違いないのが発泡ウレタンスプレー缶。発泡ウレタンの施工には癖があるからです。

DIYや日曜大工でも使える発泡ウレタンは、発泡ウレタンスプレー専門店の発泡ウレタン公式直販サイト、ヤフーショッピング、アマゾン、楽天市場で正規品の「エアータイトフォーム」は一本単位で全国販売されています。

発泡ウレタンの用途はサポートを必要とする使い道が多いが、ホームセンターなどの量販店や何でも売ってるような工具通販サイトでは、発泡ウレタンスプレーを使ったこともないような人や数回しか使ったことがないような人が販売しているケースが大半です。

工事業者など転売する商品は特定の使い方でしか使用経験がないよう販売者なので、きちんとしたサポートは受けにくいでしょう。

発泡ウレタンスプレーは価格だけで購入して闇雲に使っても失敗します。きちんと吐出方式を選んで施工しなくてはならないからです。

ノズルタイプで施工できるのか、ガンタイプでないと施工できないのか。種類選びとしては結構、重要。発泡ウレタンスプレー缶のことならエアータイト社によく相談しながら購入することをお勧めしたい。

そもそも、発泡ウレタンという材料は作業を失敗するリスクが結構高い。汚れたり、綺麗に固まらなかったり。更に、もちろん、あってはならないことだが現場発泡ウレタンの工事業者の施工であっても、不慣れで経験の浅い作業者による失敗や手抜き工事も実はあり得ます。

エアータイトフォームは簡易タイプの発泡ウレタンスプレー製品であり、壁面などに吹き付けるものではありません。ハンドタイプなので日曜大工やDIYでも便利に使える商品だが、発泡ウレタンは作業で失敗すると汚れるので後戻りできない。失敗の面倒さは経験者はみんな知っています。

発泡ウレタンの市販品を右から左に流すだけでピンハネしているような業者のスタッフに商品の詳細を聞いても、伝言ゲームでメーカーのカタログに書いてあることしか教えてくれない。と言うか、そもそも、どこでも売ってるような商品の場合はカタログやWEBに書いてあること自体が流用情報が多いですね。

もちろん、そういったところで売られているような発泡ウレタンスプレー商品、他社品より10円安いとか、10円高いとか、物売り業者同士が安物をお安く提供しますよなどと、同じ商品で価格競争しているだけ。事実、商品への思い入れや熱意もへったくれもない。

また、最近は現場発泡ウレタンを使った専門工事での営業的なことでダメなところも増えているとされ、工事の営業マン自身が自分で現場発泡ウレタンを施工したこともないのに、施主などの依頼者へ現場発泡ウレタンのメリットやデメリットを聞き伝えで営業していることもあり、営業担当と工事担当と技術担当の知識ギャップがクレームとなる欠陥工事を招き、そのような施工の請負業者(商品のピンハネではなく、工事のピンハネ)には特に注意すべきです。

例外もあるが、知見上、目安は5年未満などの経験の浅い下請け業者の施工は避けたいところです。もちろん件数ではなく、少なくとも10年以上の経験者が望ましいと考えます。色々とクレームも熟知していることが大切だからです。低価格で話を持ちかけてくるような業者よりも、親切丁寧に断熱気密工事の相談に乗ってくれる業者がお勧めであろう。

工事営業のことはさておき、発泡ウレタン商品の話に戻るが、発泡ウレタンスプレー缶は現場で使うもの。正しく発泡できてこそ価値があります。自分でカタチを作る製品ですので、こういったことからも市販品のような真似事や伝言ゲームのサポートは通用しない。

それは、売り手より顧客の方が真剣だからでです。

断熱で使うにせよ、造形で使うにせよ、発泡ウレタンはただでさえ発泡という癖があり、失敗しやすい製品。発泡ウレタンは簡単などとして売るような業者が、発泡ウレタンを購入使用するユーザーに誤解と失敗を招いています。

そもそも、発泡ウレタンスプレー缶はエアゾール製品。

尚、発泡ウレタンは専用吐出ガンというピストル型の吐出器具でも使うことができます。ただし、市販品の廉価版の場合はガンタイプでは使えないような使い捨てのものもあるため、価格に惑わされずに注意が必要である。エアータイトフォームはノズルタイプでもガンタイプでも使えるので心配はありません。

製品は簡素にワンタッチで原料を噴出できるようになっており、スプレー缶式発泡ウレタンは特にウレタン原料を調合したり混ぜたりせずにダイレクトに発泡できます。

ただ、発泡して固まる特徴は取り扱いを間違えると、なかなか、厄介な性質とも言える。

こういったことをきちんと説明できる販売者は非常に少ない。施工方法と使用方法は分けてサポートを受けなくてはならないでしょう。

発泡ウレタンとは、車、住宅の断熱、防水や補強などに使える硬質の発泡ウレタンを指すことが多い。種類は発泡ウレタンシート、現場発泡スプレー缶などもあるので一緒くたにはできない。

重複するが、ネット情報は殆どがコピペばかりなので、注意が必要。発泡ウレタンの用途を調べるなら、具体的に、販売者へ使用方法や施工方法まで、きちんと確認すべきです。

巷の店員のように「カタログに書いてあるから使えます」「商品に書いてあるから使えます」というような販売者には要注意。

工夫のアドバイス、コツまで教えてくれる店員なら、そこそこOKでしょう。

販売メーカー同士では販売モラルが守られているケースが大半ですが、販売だけする販売会社のサポート姿勢は特に酷い。他品の文献情報やキャッチコピーまで真似したり。

初心者のユーザーにはまだまだ発泡ウレタンの良さがうまく伝わっていない感じです。ニーズの拡大の影響からか、少しずつ誤解も多くなってきたため、ビギナー向けに見解をお話しします。

軟質ウレタンと硬質ウレタンがある。

これは最初に知っておくべきことです。軟質は柔らかい、硬質は硬い、ではありません。ただし、どの硬さから硬質とか軟質とか、明確な定義自体がない。一応、独立気泡率で考えることもある。

発泡ウレタンの機能的には、空気を吸ったり吐くのが連続気泡「軟質ウレタン」。水とか空気を通さない独立気泡が「硬質ウレタン」。このイメージでも間違いではない。

外観、見た感じでは、ちょっと違うが殆ど同じ。

だが、性能はだいぶ違う。

尚、ここでどれにしようか迷子になったら、自分の用途と目的を販売者に聞くなどして、明確にしないと絶対ダメです。

現場発泡品のウレタンとボード成形品(成型品)のウレタン。

現場発泡品のウレタン、硬質発泡ウレタンのボード品という素材は、性能面は一つの特性を除き、基本物性はどんぐりの背比べ。

大手さん同士になると、変な競争意識で差別化したがるが、第三者的には「ラベルが違うお酒」みたいな感じ。

知る限り、性能についてはどのメーカー品でも気にしないで全然大丈夫。

どれでもいい。

現場発泡のものでも、ボード品も断熱性能は結構抜群。数値的にもハイグレードは過言ではない。

現場発泡ウレタンの悪いところは工場生産品ではないため、経験の少ない作業者や、経験者でも上手ではないハズレの施工業者に当たるとアウト。

現場発泡ウレタンの工事業者が使う、大きな、広範囲施工用のドラム缶原料は、何社かの販売者ブランド名で流通しています。

2液性という名の通り、主原料は二つのドラム缶などに分かれている。とは言っても、実は各原料を作っているのは別の化学品会社であり、それらのブランドは混ぜ屋さんのものです。

結果、ブランド名は異なっても、その主原料のイソもポリも、実は、それぞれ中身は同じ原料メーカー品だったりすることもあります。

現場発泡品の場合、どの原料メーカーがいいとか、どっちが良いとか、どれが悪いとか、考えて選んでも微妙なので意味があまりないです。

それぞれの原料の使用経験、施工業者がどれくらいの年月経験を積んだ作業者なのかが最重要です。

作業した面積ではなく、作業してきた年月が肝心だと指摘されるのは、2液性などの業者用現場発泡ウレタンは春夏秋冬の季節でも、発泡仕上がり雰囲気に変化が出るからです。

現場発泡品を選ぶ場合には施工する業者選びの方が肝心ということになります。当然、工事会社の会社規模じゃなく、親切丁寧な人が一番いいですね。

さて、現場発泡品よりも発泡ボード状の製品はとても綺麗で良質。さすが工場生産。性能は現場発泡と同等。

ただし、施工したい面が、壁とか床みたいに平らで、面積が広いならボード成形品を選ぶ方が有利だ。一つの特性を除いた場合だが…。

尚、施工したい面が凹凸だったり、丸かったり、平坦でないならば現場発泡品が有利。みっちりと施工できる。

ただし、職人さんに任せっきりの現場発泡ウレタンなので、施主は厳しい目を光らせないとダメだ。

尚、現場発泡品は2液性というものを使用するわけだが、この2液性タイプは自分で無理に施工を考えると、ろくなことが起きない。

実際に、2液性は建築分野で断熱施工業者でも施工失敗するようなもの。混ぜ屋(ブランド)が施工の失敗を原料自体の責任にしたり、施工業者の責任にしたりという事例もある。

二液性ウレタン、一液性の発泡ウレタンの存在。

これら1液性と2液性の発泡ウレタンは基本物性は正直どんぐりの背比べ。

ここではエアゾールタイプや機械吹き付けタイプの硬質ウレタンフォームのことを指します。

これらは、俗に、現場発泡品と言われるタイプの種類。

価格面は、一液性は良心価格、二液性は価格数倍で性能は倍にはならない。この価格面は開きが大きい。二液性は価格が高いイメージが強いでしょう、

発泡ウレタンに種類があることや、何と無くでも違いを理解し、DIYで正しく1液性と2液性の発泡ウレタンを使い分けるなら、広い面積に施工するのが二液性(業者用の)だと感じ取って欲しい。ここでの説明は二つの原液を手で混ぜて使うような原液型の2液性ではない。

部分的に施工するなら、断然、エアータイトフォームの一液性スプレー缶。これが基本。

2液性の良さもそれなりにあるが、性能の割に値段に開きがあるのが実態。工夫して1液性を使うべきです。

現場発泡の二液性って、なぜか、ただ単に単価が高いことがある。本来、大量消費のものなので安くなるのが一般的だ。戸惑うお客様も意外に多い。

たぶん、業者では一液性より二液性の方が儲かるのだろう。

実情を知る身としては、なんだかんだ言って実は、一液性で十分な用途が多い。

けど、一液性の種類にはスプレー缶しかない。高圧ガスという規制上で1KG缶までだ。これ以上の大きいサイズはない。

二液性発泡ウレタンには、噴射発泡タイプとは別に、原始的と言える2液調合の原液流し込みタイプがある。

硬質発泡ウレタンの性質上、二液性発泡ウレタンは施工者が知識を持ってシーズンに合わせた原料の温度管理とか原料バランスをちゃんとして施工しておかないとだめです。

当然、2液をバランスよく混合発泡できず、硬化後に強度や性能が出ないスカスカな発泡ウレタンになることも結構多い。

2液性発泡ウレタンはバランス崩すと、頑張って吹いても、壁がイソでベタベタもあるあるだ。2液性の反応不良は、材料の責任じゃなくて、施工者の責任と言える。

これとは別に、手で混ぜる二液の原液タイプはハードで硬いなんて思われがちだが、あくまで、ちゃんと混ざって固まってくれた場合だけの話。

大体は混合不足や反応不足で、パリパリな部分、カチコチな部分ができあがる。

化学製品なので物理的に手で混ぜることに限界があるのだろう。完全には混ざりにくい。従って、うまく混ざらないので、混合不良の失敗が起こりやすい。

2液性の発泡ウレタン工事はノウハウを持たない不慣れな業者や不慣れな使途での発泡失敗事例をたまに聞く。しかし、ちゃんと発泡ができると、とても良いフォームになる。

尚、一液性ウレタンフォームの失敗事例は、ビニル面、厚く仕上げたときに失敗が多い。

これはビニル面、厚塗り時の程よい「水霧吹きルール」を守らないときに起こることが殆どです。

2液性は硬化する時に水分や湿気を嫌うが、1液性はその逆。

それと、一液性には吐出ガンというアイテムがあって、爪楊枝くらいに細く出せるようにもなる。必ず、ウレタンスプレー缶側のメーカー正規純正吐出ガンを接続すること。

社外品や中国製などの粗悪コピー品の吐出ガンは構造がやっぱり雑なのでダメ。

発泡ウレタン
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