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発泡ウレタンで空洞注入、硬質ウレタンの特徴を活かす本当の使いみち。

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現場発泡する硬質ウレタン
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発泡ウレタン空洞注入の用途など硬質ウレタンフォームの特徴を活かす発泡ウレタン断熱以外の使いみち。

現場発泡ウレタンを断熱材として考える。硬質ウレタンフォームで独立気泡構造の現場発泡硬質ウレタンフォーム、連続気泡構造の現場軟質発泡ウレタンフォーム。「現場発泡」と言う呼び名がつく硬質ウレタンフォームと軟質ウレタンフォームの違いとは。

  • 現場発泡のウレタンには自分で簡易に施工する缶タイプがあります。
  • 現場発泡のウレタンには専門工事業者が吹き付けするタイプがあります。
  • 現場発泡のウレタンには専門工事業者が注入するタイプがあります。

現場発泡ウレタン。現場発泡ウレタンとは施工したい場所で自由に発泡ウレタンを発泡させて施工する材料のこと。断熱材としても活用され、気密材としての活用、注入補強としての活用、造形材として活用などと、ユニークな用途が多い材料です。

最近、住宅業界ではZEHと言われる、外皮の断熱性能等を大幅に向上、高効率な設備システムの導入、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現、再生可能エネルギーを導入する、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指す、というゼロエネルギー住宅などと言われる基準がクローズアップされています。

現場発泡ウレタンを考える。エアータイトフォームはハイレベルな住宅建築では必需品である理由。

もう昔のことでしょうか。通販ではなく、商用販売を主軸にしていた以前、次世代省エネルギー基準という住宅全体の断熱性能やエネルギー使用の合理化、外壁とか窓などの断熱性能を良くしましょうと言った感じの指針がクローズアップされていた時代がありました。

発泡ウレタンスプレー缶を断熱気密補助で使うと便利と言うことをリードしてアピールしていた時代があります。断熱材ではなく、断熱補助材です。

ここ最近の業務は、IT的に通信販売を主体にしているので、発泡ウレタンスプレー缶を住宅関係以外の用途で紹介することに注力しています。

住宅業界での発泡ウレタンに関しては疎くなっていますが、断熱技術、住宅業界地図や住宅フランチャイズなどの勢力図が以前と大きく変わっていることに驚きます。

発泡ウレタンの壁といえば〇〇とか、外断熱のパネル住宅と言えば〇〇の住宅FCとか、一世風靡して業界をリードしていたような会社や組織も、今では衰退しているところも見受けられます。時代の流れで各々の会社の事務リーダーが変わってしまったのでしょう。

さて、次世代省エネルギー基準がクローズアップされていた時代の当時は『断熱気密をきちんとしましょう』と言うこと自体が、まだ、当たり前では無かったわけです。

どの断熱材が良いとか悪いではなく、断熱材施工技術の向上に役立つことを基礎に、発泡ウレタンスプレー缶の利便性を学び、建築業界に製品を普及啓発していた頃が懐かしいです。

過去の取引先様で当時の担当者は出世されている方も居ますし、転職されて活躍されている方も居ますし、定年退職で引退された方も居ます。こう考えますと川下の断熱業界は第2の時代に落ち着いてきたと感じます。

断熱に力を入れている、外断熱だ、などとテレビCMでも断熱をアピールするような企業を見たり聞いたりするようになりましたが、それでも、我が国の住宅業界のそう言った取組みの遅れや達成の遅さは、世界的に努力目標自体がバカにされて失笑される建築断熱の認識レベルだとかでビックリです。

今でも日本の住宅は断熱気密の認識レベルが時代遅れだったなんてあまり知らなかった。

もちろん、世界は気候風土が違うので格好だけで欧米などの世界技術を気にする必要は無いと思います。ただ、何やら、住宅断熱において欧米基準の最低レベルが日本らしいのは気になりますね。

我が国の住宅業界の断熱レベルは世界から見るとゲス界の美男子という感じなのでしょうか。嫌な言い方ですが、それが事実なんだと思います。

確かに、20年や30年近く前の仕事を思い出すと、ドイツだとかカナダなどの断熱気密技術は進んでいるような事を当時の社内や当時のお客様と会話があった記憶があります。

日本は先進国でありどんな技術でも国際的に先端を進んでるイメージがありますが、その古い考え自体が時代遅れになったのでしょう。

やはり住宅における断熱業界のレベルについても再度勉強しなくてはいけません。絶対に断熱数値じゃなくて、断熱意識なので、丁寧な断熱施工が必要です。どの断熱材であろうともですね。

現場発泡ウレタンを考える。住宅関係は色々あって日本国政府が2020年までに全ての新築建造物の断熱化を『義務化』する予定らしい。素人目だが、遂に、任意じゃなくて義務化なのか。

ZEH。その内容は、昔に流行った、次世代省エネルギー基準よりも厳しい断熱化基準を採用することを前提としているらしい。

『何それ』ですが、強引に義務化で住宅の断熱性能が向上させようという事は、また、断熱性能を高める施工技術を施工者が丁寧に覚えければならないと言うことになるのでしょう。昔もそうでした。

国が任意だとか義務云々より、住む人が健康で快適に幸せで住める家を建築してくれるなら、施主はそれで何ら問題を感じないことでしょう。

もちろん、ローコストが目的とかじゃなくて、必要な技術に必要なコストを最低限かけていこうという感じが大切なことなのかもしれませんね。

何れにしても断熱気密が再度認識されて、材料や工法の賛否が増える事はプラスだと思われる。

断熱性能を高めるにはテクノロジーとか分析じゃなくて、単に建物全体に優れた断熱材を施工すれば良いと言うことではなく(昔の住宅エコポイントは金儲け建材が多くて酷かった気がするし)、必要な部位には気密性能をきちんとする事も同時に必要ですね。

そして、今でも最も必要だと感じるのは義務や基準とかじゃなくて、施主と一緒に住宅工務店側の一人一人による断熱材施工技術の意識改革、より丁寧で親切な断熱気密施工の徹底ということになります。決して難しくはないはずです。

現場発泡ウレタンを考える。当社製品のユーザー様は昔から当然のように断熱気密でエアータイトフォームを使用していただき、断熱気密が必要になる部分的な箇所には断熱徹底仕上げをきちんとされているだろう。

エアータイトフォームの場合は大工さんや現場監督によっても断熱材の施工検査時にダブルチェックで断熱気密施工できるので、断熱補助でオススメなのはいうまでもありません。メイン断熱材の種類は問いません。

ただ、大規模用ではないので、あくまで、リフォームとか断熱材仕上げがメインです。

さて、工事業者が大掛かりに施工する現場発泡ウレタンもあるわけですが、得意としているスプレー缶の発泡ウレタンとそれは畑が異なります。

販売事情や用途範囲も異なる工事用の現場発泡ウレタンですが、その現場発泡ができる発泡ウレタンの魅力を今回はマニアックに少しだけお伝えしたいと思います。

現場発泡硬質(こうしつ)ウレタンと現場発泡軟質(なんしつ)ウレタンと呼ばれている材料の違いを知るには、原料の違い、発泡倍率の違い、気泡構造の違い、が知っておくべき主なキーワードになるでしょう。

硬質と軟質の名前だけ聞くと同じような材料と感じるかも知れませんが、実は全く異なる材料と言ってもおかしくないです。

業者が裏込め注入で使うような硬質のウレタンもありますし、建築住宅で高発泡などと言われる断熱施工での連続気泡軟質ウレタンなど、特にこれらの違いは大きいです。

現場発泡ではなく、形ができ上っている硬質ウレタンと軟質ウレタンの違いについて差ほど難しいことではないでしょう。これらは商品として完成されているためです。

一般的に軟質ウレタンは連続気泡体の発泡ウレタンとも言いますが、発泡スチロールのようなビーズになっているものではなくて、小さな気泡が連泡でつながって固まっているものですね。

軟質ウレタンや連続気泡の発泡ウレタンは、気体や液体は通り抜けることができると解釈してよいでしょう。良くも悪くも呼吸すると言った解釈です。

所謂、家庭でスポンジと呼ばれる商品の多くがこれです。気泡内に洗剤などを含ませて汚れを取るようなスポンジや吸水クリーナー、食器や自動車を洗うときに使うもの。

断熱とかで使われる現場発泡の連続気泡軟質ウレタンにはスポンジのような機能はほぼありません。

断熱材に洗剤を染み込ませて食器を洗ったり洗車で使うことは不可能ではないにせよ、脆いので、お勧めできません。

連続気泡のスポンジは、なかなか技術的に奥が深く、気泡の中に音を反射させて熱エネルギーに変換するなどで消音や防音効果を高めている吸音フォームというものもあります。

もちろん、見た目ではインパクトがないので、吸音に効果あるのかとか見ても全くわかりません。なかなか疑わしく感じてしまいますが、こう言ったことは数値ありきでしょうね。

いずれにしても、スポンジを握りつぶしたときのように、連続気泡構造のものは圧縮した際に発泡体の空気が外に出て、手を離して圧縮を解放すると自然に空気を含んで形が復元するといった特徴があります。

断熱など現場発泡の連続気泡品でも少しだけ同じような特徴があると考えても一応は間違いではないものの、ちょっとわけが違います。

現場発泡ウレタンを考える。身体を洗ったりなど子供のころから当たり前に使ってきたスポンジ。現場発泡のものではないが、スポンジって、なかなか、すごい商品である。

断熱工事での現場発泡連続気泡ウレタン商品はシナジー効果はあるにせよ、気密断熱材という意味合いで使うもの。

スポンジ機能は期待できないので、連続気泡とはいえ、スポンジ技術とは一緒くたにできません。スポンジは断熱材としてはあまり効果がありませんね。

それはさておき、現場発泡ではないタイプの「独立気泡」「連続気泡」を比較する際に「圧縮できる、つぶし可能量」の違いで軟質か硬質か商品を選んでいくことがあります。更に、軟質の場合はメーカー側でそれが種類やグレードとなっていることも多いです。

現場発泡ウレタンを考える。連続気泡構造のものは独立気泡構造と比較するとつぶし可能量が大きい。

スポンジにはぎゅーっと形の限界近くまで強く圧縮することで、形を小さくしながら一時的に気泡をなくし、それを材料の隙間や空隙に挟み込んで、その自然な復元力で隙間を埋めるといった方法で、程よいシール効果を持たせるような使い方もあります。詰め物です。

硬質のものは強く潰すと気泡が破泡するので、そうなると復元はしません。逆に、程よい硬さとか強度とか弾力は期待できます。

軟質であろうとも硬質であろうとも、接着性が大切であり、詰め物レベルでは防水効果の期待は弱いです。空気やゴミや害虫などが通らないようにする感じの隙間テープが代表的な商品かも知れません。

この手の商品は100円ショップでもホームセンターの片隅でも、どこにでも売っていますが、それでも結構な種類があり、同じような商品でもメーカーが違う。たぶん、長期で期待するものでは無いし、どれが良いとか悪いとかあまりわからないもの。

値段もピンキリです。屋内用や屋外用など耐久や耐候性もピンキリっぽいので、安かろう悪かろうというのが、連続気泡かも知れません。

これらは現場発泡接着では無いので、気密テープや隙間テープは施工の自由度が広そうに感じても、実際に使って見ると使いみちは狭く単一ですね。

現場発泡ウレタンを考える。硬質の現場発泡ウレタン中でも、発泡倍率が違うだけで硬いとか柔らかいといった密度の違いがあるわけだが、それが軟質とか硬質の定義になるわけではない。

材料選びは、独立気泡なのか(水や空気を通しにくい)、連続気泡なのか(水や空気をやや通しやすい)、どちらが用途に適しているのか考えて選ぶ必要があります。尚、水周りに軟質はダメです。

  • 硬質ウレタンと軟質ウレタンの違いは、硬めの硬質か、柔らかめの軟質か、だけではない。
  • 硬質ウレタンと軟質ウレタンの違いは、独立気泡の硬質ウレタンか、連続気泡の軟質ウレタンか、だけでもない。

建築や建設や土木分野で現場発泡ウレタンと聞くと、工事業者がトラックの荷台に大きなドラム缶に入ったウレタン原料を積んで現場にトラックごと持ち込みます。

専用機材やガンに繋ぐホースやスプレーガンを接続し、宇宙服のような防護服を着用した職人さんがダイナミックにウレタン吹き付けする工事(断熱結露防止など)、もしくは、ウレタン注入を行う工事(地盤補強など)をイメージできる人もいることでしょう。

大掛かりに専用の機材で施工するものです。何れにしても人が作業して仕上げるものなので、良いも悪いも作業者のテクニックが仕上がりを左右します。

現場発泡ウレタンは原料が発泡して固まるものなので、注入の工事ではなく、壁や天井に吹付の場合には、かなり、表面がボコボコになってしまいます。余分な厚さの削り作業の方にも時間を奪われそうですね。工賃に含まれているとは思いますが。

ただ、専用の機材で現場発泡ウレタンを工事する際、ウレタン原料の化学的な知識は現場では必要にならないでしょう。

しかし、機材のこと、圧力のこと、反応具合、施工技術のこと、季節や天候による癖などと、ある程度の専門知識は作業者に求められます。大切なテクニカルです。

現場発泡ウレタンを考える。スプレー缶の発泡ウレタンとは異なり、現場発泡ウレタンの吹き付けは素人が見よう見まねで施工するようなレベルの材料ではない。

ただ単に、発泡ウレタンを吹き付けて、はい、お終いではありません。

ただ単に、発泡ウレタンを注入して、はい、お終いではありません。。

ウレタン吹き付けやウレタン注入の作業者になるには、見習い時や研修時に施工の仮想トレーニングを講習するだけでなく、実践経験ある職人さんに付きながらシーズンで実際の現場で起こりうることを学び、徐々に経験を積み重ねて行く必要がある作業。

ただし、現場発泡ウレタンとは住宅の断熱吹付の工事だけでなく、現場発泡ウレタンによる地盤空洞補強など、注入していく工事や工法もあり、技術的には別個のもの。

断熱用なのか、補強用なのか、工事の種類によってウレタン原料は異なり、現場発泡施工のノウハウも大きく異なり、もちろん、システムや業者も単価も異なります。

現場発泡ウレタンを考える。吹付であろう、注入であろう、現場発泡ウレタンの作業は賛否は別としても昔でいう3Kである。

業者施工の現場発泡ウレタンは粉っぽいものが周囲に舞うので、作業者は防護服やマスクを着用するわけですが、夏場は現場の気温も暑いし、材料が硬化する時に発熱をするなど、仕上げはゴミ問題まで、なかなか過酷で大変な工事であることは理解してほしいです。

現場発泡ウレタン工事の市場は、吹付も注入も、数社のメーカーが同じような販売施工システムで工事を請け負ったりしながら競争、パフォーマンスしており、現場発泡ウレタン断熱の施工や空洞補強などの工事業者は以前と比べると施工エリアを拡大している。

現場発泡ウレタンを考える。原料メーカーの勢力図はやや変化しているが、工事自体は衰退していないだろう。各社の努力であろうが、現場発泡ウレタンを用いる工事は知名度が高まってきたと言える。

決して、真新しいことではなく、昔からマンションの断熱結露防止工事では現場発泡ウレタン吹付工事が採用されることも多くあり、業界内に於いてウレタン吹き付け工事はマイナーな作業ではない。だが、これはあくまで「硬質の」現場発泡ウレタンである。

最近、流行っている現場発泡ウレタンは戸建住宅に於ける現場発泡ウレタン吹付工事だが、その際に多く使用されている現場発泡ウレタンの種類は、マンションなどで施工されている密度の高い高性能な部類の硬質ウレタンではなく、特殊なウレタン原料を100倍近く高発泡させた連続気泡の発泡ウレタンが人気だ。

厳密に言うと「気密断熱(断熱気密ではない)」と言う考え方で、超高性能な高価な発泡体を施工するのではない。イメージ的には中レベルの程よい断熱性能に仕上がる発泡体を、壁の中で密着充満させるような施工イメージである。

マンションとかで施工される高性能な現場発泡の硬質ウレタンは数センチに薄く吹き付けることで性能は確保できるが、戸建住宅で使用されることの多い現場発泡ウレタンは、厚さが薄いと断熱性がイマイチなので、10センチ前後などかなりの厚さで仕上げるイメージである。

さて、そもそも、現場発泡ウレタンは何の目的で施工されているのか。現場発泡ウレタンは断熱用だけ断熱だけどはない。実は、専門の業者が工事するような現場発泡のウレタン工事とは、目的を大別すると施工法は2つある。もちろん、使用する原料のタイプは大きく異なるため、一緒くたにしてはならない。

  • 現場発泡ウレタンの「吹付」による、気密断熱。
  • 現場発泡ウレタンの「注入」による、空洞補強。

ん?そう言えば運送会社の送料が値上げか。時代とともに通販とかが流行れば結局はそうなるんだよな。郵便局のゆうパックとかも値上げか。消費税しかり、零細企業の個々の努力はいつも抜き取られる。

発泡ウレタン
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